モモの助がゾロから教わったという掛け声「スナッチ」
ゾロがそんな掛け声を使うところは見たことありませんし、どのような意味があるのか気になりますよね…!!
今回はそんな謎多き「スナッチ」について、考察してみようと思います♪
「スナッチ」の意味とは!?
ワンピース第934話にて、剣の修行をする”モモの助”
『スナ〜ッチ!!』と気合の入った掛け声でワニザメをぶっ叩くのですが、
それを聞いたお菊は『今の掛け声どこで…!?』と尋ねます。

モモの助が語るには『海外の掛け声でござる!!』『ゾロ十郎が教えてくれた!勇気が出ぬ時、心を奮い立たせるまじないだと』とのこと…。
そして、お菊は『「九里」の古い方言にもその様な掛け声があり、モモの助様が使うにふさわしい意味ではありませんので!』と、
モモの助が「スナッチ」を使うことを禁じるのです…。
九里といえば、おでん様が治める以前は荒れており、「罪人や浪人達が徒党を組み、毎日血が流れる凶悪な土地」でしたよね。

恐らく、「スナッチ」はその当時に使われていた言葉なのでしょう…。
英語の「snatch」という単語にも、「強奪する」「誘拐する」など悪い意味がありました。
また、「スナッチ」に似た方言として、薩摩の武士が口にしていた「チェスト」が挙げられます。
チェストは「薩摩藩(鹿児島県)」の方言であり、自身を鼓舞する時に『チェストー!!』と叫んでいたそうです!

モモの助の掛け声とも雰囲気が似てますよね!笑
ということは、鹿児島の方言「チェスト」を元ネタに「スナッチ」が生まれたのではないでしょうか…!!
ワノ国と日本の地名は対応関係にあり、九里は「九州地方」を表しているので、
対応した地域の方言という点でも「スナッチ」と「チェスト」は一致しています!

鈴後(リンゴ)は「青森」、白舞(白米)は「新潟」、希美(きび団子)は「岡山」、兎丼(うどん)は「香川」でしょう。
九里(栗)といえば、九州「熊本県」は栗の名産地ですね!
さらに、ゾロといえば、「バーベル」で筋トレする姿が印象的ですし、
もしかしたら重量挙げの種目「スナッチ」の意味も込められているのかもしれませんね〜。



第950話「兵どもが夢」にて、スナッチの意味が判明しました!
コウシロウがゾロに教えた??
それでは、なぜゾロは九里の方言「スナッチ」を知っていたのでしょうか…。
恐らくはゾロの師匠”コウシロウ”が教えたのだと思います!
コウシロウといえば、胸元の「刀マーク」が白舞の侍(第942話)と一致していましたよね。

さらに、ヒョウじいが語った「良い刀の極意」も知っていたことから、ワノ国に関係があることは間違いありません…!!


92巻のSBSにて、尾田っちは「ワノ国の船が”東の海”に辿り着いたことがある」と言っていたので、
その船に乗っていたのがコウシロウの先祖だったのではないでしょうか!
ちなみに、「VIVRE CARD」にてコウシロウの生まれは「シモツキ村」と判明しているので、ワノ国出身ではないことが分かります。
また、東の海に船が来たのは何十年か前の話でしたよね…。
コウシロウは現在51歳なので、この話は52〜99年前の話なのだと思います。
となると、コウシロウの両親がワノ国出身で、道場の跡を取る息子に「スナッチ」を教えたのかもしれません!
そして、大人になり剣術道場の師範となったコウシロウは、幼きゾロに「スナッチ」を教えたわけです。
コウシロウから教わったように、モモの助にも伝授したのではないでしょうか…!!
ワンピース「スナッチ」考察まとめ!!
今回はゾロがモモの助に教えたという「スナッチ」について、考察してみました!
ワノ国編にてどのように回収されるのか、楽しみでやんす♡
ゾロ出生の秘密も未だに明かされてませんし、気になるところです。
ワノ国と関係ある可能性は高いので、今後考察していきますね♪