未だに正体が明かされていない3つ目の古代兵器”ウラヌス”
現在”ウラヌス”については名前しか語られておらず、その正体が一体なんなのか気になりますよね。
今回は古代兵器”ウラヌス”の正体について、扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」から考察していきます!
古代兵器”ウラヌス”の正体とは!?

まず、ワンピースにおける『古代兵器』について復習してみます。
リュウグウ王国国王”ネプチューン”は、このように語っていました。
『何のためにか、遠い昔に実在した。この世界を滅ぼせるほどの力。』
『神の名を持つ3つの古代兵器、「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」』
現在、その中の”プルトン”と”ポセイドン”は正体が判明していますが、ウラヌスの正体については作中では一切語られていません。
ちなみに古代兵器”プルトン”の正体は、かつて”ウォーターセブン”で作られた造船史上最悪の戦艦でした。
元七武海のクロコダイルがアラバスタ王国で探していたことがあり、『一発放てば、島一つを跡形もなく消し飛ばすと聞く…』と語っていましたね。

2つ目の古代兵器は”ポセイドン”
その正体はリュウグウ王国の王女「しらほし姫」でした。
”しらほし”は数百年に一人生まれるという海王類と会話ができる人魚であり、その能力が覚醒されれば、超巨大な海王類を意のままに操ることができるのです。

「プルトン」「ポセイドン」共に、世界を滅ぼす危険性がある恐ろしい兵器ですね…
そして、未だに正体が明かされていない古代兵器”ウラヌス”
古代兵器にはそれぞれ神話の神々の名前が付けられているのですが、ウラヌスはギリシャ神話の天空神”ウーラノス”が由来となっています。
ウーラノスは天空の神であり、宇宙の神々の王だったと言われています。
つまり、”ウラヌス”の正体は「空」や「宇宙」に関わるものなのではないでしょうか。
私は、「空を飛ぶ宇宙船のような兵器」なのだと考えています。
そう考えると、一つウラヌスの候補が思い当たります。
扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」にて、エネルは”月”へと降り立ちましたが、月には人間とは別の生物や古代都市が存在していましたね。

私はこの”月”こそが古代兵器ウラヌスなのではないかと考えています。
エネルの扉絵から”ウラヌス”と”月”の関係を考察!!
それでは、ウラヌスと月の関係を考察する上で、扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」をさらっとおさらいしてみましょう!
まず、空島にてルフィに敗北したエネルですが、無事に月へと辿り着くことができました。
そこで出会ったのは”スペーシー中尉”と名乗る謎の生物でしたね。

スペーシー中尉は生みの親である”ツキミ博士”の敵を討つために、月までやってきたのです。
(お月見中に月が爆発してビックリしたツキミ博士は、うっかり月見団子を喉に詰まらせて亡くなりました…笑)

スペーシー中尉達は爆発の犯人である”宇宙海賊”に敗れてしまったのですが、エネルは宇宙海賊を一撃で倒してしまいます。
さらに、宇宙海賊が掘っていた月の穴に入ると、そこには古代都市が広がっていました。

エネルがとりあえず雷で攻撃してみると、古代都市中にエネルギーがほとばしり、充電が完了した古代都市からは”謎のロボット”が大量に出てきてエネルは感謝されます。
こうして、エネルは”月の古代都市”と”忠誠を誓うロボットの軍勢”を手中に収めてしまったのです。

そしてウラヌスの正体を考察する上で重要なのが、エネルが古代都市にて見つけた”謎の壁画”です!
なんと、その壁画には古代兵器を思わせるような物体が描かれていました。
まず、エネルのスペース大作戦Vol.35『壁画に学ぶ。太古に生きた翼を持った”月の人”』にて、大砲で月を攻撃している戦艦が描かれています。
これは古代兵器”プルトン”なのではないでしょうか。

左端に横顔の人間が乗っており、その人間が操縦しているのだと思います。
そしてVol.36『月の都市その名もビルカ。資源不足で青色の星へ飛ぶ』にて、海を泳いでいる大型の海王類。
これは、古代兵器”ポセイドン”を彷彿させます。

また、壁画に描かれた丸い球体は『月』を表しているのですが、月の内部では”月の人”らしき翼を持った人間達がロボットを作っていて、月の民が相当な科学力を有しているが分かります。

しかし、『資源不足で青色の星へ飛ぶ』というタイトルからして、足りなくなった資源を求めて青色の星を侵略しに来たのでしょう。
壁画の中でもプルトンらしき兵器が月を攻撃していますが、青色の星を攻めてきた”月”に対して、青色の星の住人達は古代兵器”プルトン”と”ポセイドン”で迎え撃っていたのだと思います。
プルトンとポセイドンは先程も説明した通り、世界を滅ぼすことができる凶悪な兵器であり、それに対抗するだけの力を持った”月”は古代兵器”ウラヌス”なのではないでしょうか。
ウラヌスはギリシャ神話において『天空や宇宙を司る神』なので、宇宙に浮かぶ”月”がウラヌスだとイメージもピッタリ合います。
さらに月の中には『ロボットを生産するシステム』や『攻撃用の強力な兵器』も備えられていると考えられます。
それらは資源不足のためにエネルギーを失い、機能停止の状態だったのですが、そこへ無限のエネルギー(雷)を生み出すことができるゴロゴロの実の能力者”エネル”が現れてしまいました。
そして、月のロボット達はエネルに忠誠を誓う部下となってしまったのです。
まだ考察の段階であり、『月=ウラヌス』とは一概に言い切ることはできませんが、
もしもウラヌスの正体が月ならば、エネルが古代兵器の一つを手中に収めてしまったことになります。
今後、エネルがロボットの軍勢を率いて、青色の星を攻めてくることになれば、かなり面白い展開になりそうですね!
ワンピース”古代兵器ウラヌスの正体”考察まとめ!
今回は古代兵器”ウラヌス”の正体について、扉絵シリーズ”エネルのスペース大作戦”から考察してみました。
月の壁画に描かれているのはやはり、青色の星を攻めてきた「月」と古代兵器「プルトン」「ポセイドン」が戦っている様子なのだと思います。
そして青色の星の古代兵器に対抗しうる力を持った「月」は別名”古代兵器ウラヌス”と呼ばれていたのではないでしょうか。
ウラヌスは資源不足により力を失っていましたが、無限のエネルギー(雷)を持つエネルのお陰でその機能を取り戻し、その全てがエネルの支配下に収められました。
エネルはただでさえ最強の能力「ゴロゴロの実」と広範囲の見聞色の覇気「心網」を有しているのに、古代兵器まで手中に収めてしまったら相当ヤバイと思います…笑
今後、エネルの再登場が実に楽しみですね!
古代兵器「ウラヌス」の正体について、コチラの記事でも考察しています♪