かつて、世界最強の海賊団を率いたという”ロックス・D・ジーベック”
ロジャーにとっても最強の敵だったそうですが、なんらかの悪魔の実の力を秘めていたのでしょうか…。
”ロックス”と”黒ひげ”の関係!!
ワンピース第957話では、遂に「ロックス海賊団」について明らかになりましたね!
船長は”ロックス・D・ジーベック”とDの名を持っており、
若き日の「白ひげ」「カイドウ」「ビッグ・マム」を率いた最強の海賊だったそうです。

ジーベックとは、「16〜19世紀頃に地中海で使用されていた帆船」の総称なのですが、
実は現四皇”黒ひげ”が乗ってる船も「サーベル オブ ジーベック号」というのです!

黒ひげの船の名前がロックスと関係あるのかは不明ですが、
「サーベル オブ ジーベック」を直訳すると、「ジーベックの剣」
趣味が「歴史研究」だという黒ひげは、伝説の海賊”ロックス”について知っていてもおかしくありませんし…。
黒ひげがロックスの本名を知っていて、自らの船に「ジーベックの剣」と名付けた可能性は考えられます!
また、黒ひげが現在拠点としている海賊島”ハチノス”は、元々ロックス海賊団が拠点としていたそうです。

黒ひげは用意周到な性格で、2年前の時点で『おれが成り上がる手段は、もう全て計画してある!!』(第440話)と話していましたね。
第544話のクロコダイルとの会話でも『全て計画の内だ。色んなズレは生じたがな。』と話していました。
つまり、彼は海賊王になるための手段は既に計画していたというのです!
「ヤミヤミの実」を手に入れるために白ひげの船に乗ったり、七武海の称号を得て「インペルダウン」に侵入したのも、事前に計画していたことでしたよね…。
となると、黒ひげが現在”ハチノス”を拠点にしているのも、何らかの意図があるような気がします!

もしかしたら、黒ひげは世界の王を目指したロックスに憧れを抱いているのかな??
エースとの会話で『おれと一緒に世界を取ろう!!』と言っていたのも印象的だったねェ。

本当はかなりの野心家で、ロックスの性格とも似ていますなァ。
さらに、ルフィと黒ひげの「Dの一族」同士の対立も、かつてのロジャーとロックスの対立を彷彿させています。

自由を望むルフィとロジャー、そして世界の支配を目論む黒ひげとロックス…。
白ひげはDの一族について、
『ロジャーの意思を継ぐ者達がいるように、いずれエースの意思を継ぐ者も現れる…。”血縁”を絶てど、あいつらの炎が消えることはねェ。』(第576話)
と話していましたね。
ロジャーの意思を継いだのがルフィだとするならば、黒ひげはロックスの意思を継いでいるのではないでしょうか…!!
ロックスは38年前にロジャーとガープに敗北したそうですが、ティーチの年齢は現在40歳なので、彼がロックスの子供だという可能性も考えられます…!!
黒ひげの父親がロックスだとするならば、”マーシャル”は母方の名前なのかもしれませんね!
ロックスは「ヤミヤミの実」の能力者!?
このように黒ひげとロックスに何らかの関係があるとすれば、
ロックスの悪魔の実の能力が「ヤミヤミの実」だった可能性もありえるのではないでしょうか…。
ロックスのシルエットや海賊旗も、モヤッとしていて”闇”を表現しているようにも感じます。

黒ひげがヤミヤミの力について『悪魔の実の歴史上、もっとも凶悪とされるのがこの能力』と知っていたのも、
世界中で恐れられたロックスが「ヤミヤミの実」の能力者だったからなのかもしれませんね!
さらに、ロックスを倒すためにロジャーとガープが共闘したという話がありましたが、
後に海賊王となるロジャーでも1対1の勝負ではロックスに勝てなかったのでしょうか…??

もしも、ロックスが「ヤミヤミの実」の能力者であり、ロジャーも何らかの悪魔の実の能力者だったとすれば…。
ヤミヤミには悪魔の実の能力者の実体を引き寄せて、さらに「悪魔の力を封じる」というものがありましたよね。

つまり、ロジャー自身悪魔の実の能力者だったために力を封じられてしまい、ロックスに苦戦していたのではないでしょうか…!!
それならば、非能力者であるガープの力を借りたことにも納得できます!
ヤミヤミの力を攻略するために、非能力者の力が必要なのだとすれば…。
38年前のゴッドバレーでは「ロックスVSロジャー&ガープ」という構図になりましたが、今後ルフィと黒ひげが戦う時には”コビー”が参戦してくれるのではないでしょうか…!!
ガープの弟子にして非能力者のコビーが、黒ひげ攻略の鍵を握るのかもしれませんね♪
ちなみに、海賊王”ゴール・D・ロジャー”の悪魔の実の能力について、コチラの記事でも考察しています!