現在、ワノ国を支配している将軍”黒炭オロチ”
狂死郎には「小心者」と馬鹿にされていたし、卑怯な手を使って”光月おでん”を処刑したらしいし、見た目も顔デカブサイク…。
しかし、ワンピース第932話にてオロチが語った「光月家復讐説」を聞いて、『コイツはもしかしたら有能な将軍かもしれない…』とも感じたのです…!!
今回は黒炭オロチが有能なボスキャラなのか、考察していきます!!
黒炭オロチは有能だった!?
ワンピース第919話にて、”居眠り狂死郎”は『オロチ様も”小心”でござる!!』と将軍をバカにしていましたね。
その話を聞いて、『オロチは臆病者の雑魚キャラなのでは??』と誰もが考えたはずです…!笑

そして、初めてその姿を見せた”オロチ”は顔デカのブサイク野郎で、まさしく「バカ殿」といった感じ…。
花魁”小紫”にデレデレして、『こんな奴がワノ国のボスで良いのか!?』と納得がいきませんでした。笑
しかし、932話にてオロチが語った「光月家復讐説」を聞いて、オロチはただの「臆病者」ではなく、慎重で堅実派なボスキャラなのではないか、とも思えるのです!
それでは、オロチの発言を振り返ってみましょう…!

『三下がやられただけと些細に思うな…。都の者なら、おいそれと”狂死郎一家”に手は出さぬ。よそ者が都に紛れ込んでおるのじゃ!!』
『”錦えもん”らはこの20年後のワノ国に復活し、準備を進めている!!着々とこのワシの首を取る為にな!!』
『「九里」では横綱やジャックの部下達が襲われた!!都じゃ「そば屋」!!宿場の「浪人」がヤクザを襲った!!全て錦えもんの指示やもしれぬぞ!!』
『だが息子”モモの助”が生きておる!!あのガキの死体も上がっておらぬ!!』
たしかに、ワノ国に住む者ならば、”狂死郎一家”や”百獣海賊団”、横綱”浦島”に歯向かうわけがなく、「よそ者が紛れ込んでおる」というオロチの予想は理屈が通っています。
そして、それらの事件の犯人であるルフィ、ゾロ、サンジをワノ国に集めたのも、”錦えもん”でしたね…。
死体が見つかっていないという”モモの助”も、実際に生存しています!
このようにオロチの予想はほぼ正解しており、かなり”頭の切れる人物”なんだなぁと思いました!
部下達には「臆病者」と笑われていますが、良い意味で捉えれば「慎重派」「堅実派」と言えますね。
そして、このような性格のオロチは、今までルフィを楽観視してきた「ボスキャラ」とは真逆の性質を持っているとも考えられるのです!
例えば、クロコダイルやCP-9、ドフラミンゴは、ルフィの力を甘く見て油断した結果、敗北してしまいましたね。
ビッグマム海賊団だって、一部の油断も隙を見せなければ、ルフィを取り逃がすようなヘマはしなかったはずです。
そのような意味では、堅実的で隙を見せない”オロチ”はルフィ達同盟にとって厄介な敵になるのかもしれませんね!!

また、オロチは20年前に”光月おでん”を処刑して、ワノ国の将軍になったわけですが、”おでん”は盗賊”酒天丸”を倒すほどの腕っぷしを持っていたはずなのです。

恐らく、単純な武力勝負となればオロチがおでんに勝つことはできなかったはず…。
オロチは強敵”おでん”を討つために、四皇”カイドウ”を味方につけ、卑怯な手段で光月家を悪者に仕立て上げたことで、ワノ国を乗っ取ったことになりますね。
卑怯な手段を使ったとはいえ、勝利したのは”オロチ”です。
武力では敵わない”おでん”に真っ向勝負を挑まなかった点でも、オロチはかなりの「策略家」だと言えるでしょう。


思いっきりぶっ飛ばされて、スカッとしたいですね!!