七武海”バーソロミュー・くま”と最悪の世代の一人”ジュエリー・ボニー”
私はこの二人の関係について、ボニーの正体が”くまの母親”なのではないかと予想しています。
詳しくは、コチラの記事を読んでみてくださいね!
【ワンピース】ジュエリー・ボニーの正体を考察!!コニーは”くま”の母親!?
それではなぜ、バーソロミュー・くまは”七武海”となり、世界政府に忠誠を誓っているのでしょうか。
また、”ジュエリー・ボニー”は過去に政府に捕まっていたらしいのですが、その理由は一体なんなのでしょうか。
今回は”くま”と”ボニー”の知られざる過去について、考察していきます!
”バーソロミュー・くま”が世界政府に従う理由とは!?

”バーソロミュー・くま”といえば、王下七武海の一人であり「暴君くま」という異名で恐れられる一方、革命軍の幹部でもありましたね。
さらに、ワンピース第908話にて、「ソルベ王国」の”元国王”であることも判明しました!
ソルベ王国について詳しいことは不明ですが、世界会議の参加権を持つ”世界政府加盟国”の一つなのだそうです。
しかし、現在のくまは「聖地マリージョア」にて、天竜人の奴隷とされています。
くまは「マリンフォード頂上戦争」の前に、Dr.ベガパンクの最後の改造を受け入れて完全な人間兵器となり、自我をも失っているのです。
908話の革命軍の会話に、このようなものがありました。
モーリー『くまちゃんの人生こそ、「世界政府」の犠牲そのもの!!』
リンドバーグ『元々加盟国の国王だからこそ、くまさんを見せしめに使ったのさ。神に逆らえば、どんなに屈強な男もこうなると!!』

この会話から、くまは世界政府に逆らったことが理由で、見せしめにされていることが分かります。
世界政府は”バーソロミュー・くま”を奴隷として見せしめにすることで、他の王達の反逆の意志を抑止しているのです。
それではなぜ、世界政府加盟国の国王であった”バーソロミュー・くま”が世界政府に従う「王下七武海」となり、現在は天竜人の奴隷となってしまったのでしょうか??
私は、ソルベ王国国王”くま”と世界政府の間に何らかの対立があり、その結果として母親”コニー”を人質に取られてしまったのだと考えています。
(今回の考察は、ジュエリー・ボニー(王太后コニー)の正体が”バーソロミュー・くまの母親”だと過程して考察していきます。)
そして、くまは母親を助けるために世界政府と取引をして、政府に忠誠を誓い、自身の身体を捧げたのではないでしょうか。
ボニーが世界政府に捕まっていたことは、第595話のボニーと赤犬にの会話にて判明しましたよね。

それでは、くまと政府の間に起きた「対立」とは、一体なんなのでしょう…
私は、世界政府加盟国が政府に納めなければならない「天上金」が関係しているのだと思います。
ワンピース904話では、ルルシア王国の国民(モーダちゃん)が金品を略奪しにきた海賊に対して、『見逃して下さい、どうか!!町にあるのは王様と天竜人に納める”天上金”だけ…!!』『私達は爪に火をともす様に生きているのに…!!”天上金”が払えなければ、殺されてしまう…!!』と泣きながらに訴えていました。

これと同じように、くまが治めていた「ソルベ王国」でも世界政府に納める”天上金”の支払いに追われた結果、国民は貧しい生活を強いられていたのではないでしょうか…。
ちなみに、天上金を払うことができないと、世界政府の加盟国からは外されてしまい、その国は悪人が横行する無法地帯となってしまいます。
白ひげの故郷の村では、天上金を支払うことができなかったために無法地帯となっていましたね。

天上金を払うことで世界政府が後ろ盾となって、国を守ってくれているのです。
しかし、その天上金を納めるために国民が困窮している国も多数存在し、国民達は「高額な天上金を世界政府に納める」か「自国が無法地帯となる」かの、厳しい二択を迫られているのです。
第908話にて、サボは『あの優しいくまが!!』と言っています。

くまは海賊として暴虐の限りを尽くしたために、”暴君くま”と呼ばれるようになったと噂されていますが、その性格は実は優しいのです!
優しい王様だったくまは、天上金の支払いで貧しい生活を強いられる国民を思って、世界政府と対立したのではないでしょうか!
そして、その対立の末に、ボニーは政府に人質に取られてしまったのかもしれません。
くまはボニーを助けるために世界政府に対して暴虐の限りを尽くした結果、「暴君くま」と呼ばれるようになったとも考えられます。
くまの持つ「ニキュニキュの実」の能力は、掌の肉球で弾くことで遠く離れた土地に人を飛ばすことができますよね。
シャボンディ諸島にて、「麦わらの一味」を海軍の手から救った時のように、世界政府に乗り込んだくまはニキュニキュの能力を使ってボニーを助けたのだと思います。

その後、「ボニーを見逃すこと」「ソルベ王国の天上金の支払いを減額すること」などを条件に、自身の身体をパシフィスタ開発のための実験体として売り、七武海に加入することで世界政府に忠誠を誓ったのではないでしょうか。
母親や自国を救うために、くまは自身の身体を世界政府に差し出したのです!
くまは七武海加入後、『七武海にして、唯一政府の言いなりに動く男』との評判でしたが、それもこのような取引があったためなのだと考えられます。
新世界にてボニーが赤犬に捕まった時、赤犬はこのように言いました。
『お前が政府から逃げたと聞いた時ァ、ひやりとしたがのう』
『だが、もう全て終わった…』
この『全て終わった』とは、”バーソロミュー・くま”の改造は全て完了したという意味なのではないでしょうか!
ワンピース”くまが政府に従う理由”考察まとめ!!
今回は七武海”バーソロミュー・くま”が世界政府に忠誠を誓った理由を考察してみました!
ワンピース90巻の「世界会議編」にて、”天上金”の問題が取り上げられていることからも、くまが治めていた「ソルベ王国」でも天上金の支払いに苦しんでいたのではないでしょうか。
その問題を解決するために世界政府と対立した結果、くまは天竜人の奴隷となり、見せしめにされているのだと思います!
また、革命軍”エンポリオ・イワンコフ”はくまについて、『くまは政府を嫌っているのよ!!』と言っていましたが、
政府嫌いのくまが、政府の言いなりになってしまう程の取引というのは、やはり母親だと思われる”ジュエリー・ボニー”が関係しているように感じます。
今後明かされるであろう、バーソロミュー・くまの過去が非常に楽しみですね!