「フーシャ村」で酒場の店主をしている”マキノ”
面倒見の良いルフィのお姉さん的存在でもありましたね。
そんな”マキノ”ですが、なんと扉絵シリーズ「世界の甲板から」にて、赤ちゃんを抱いている様子が描かれているのです…!
子供がいるということは、マキノは結婚しているのでしょうか。
また、その父親一体誰なのでしょうか…
気になりますね!
今回はマキノが産んだ子供の父親について、考察していきます!
マキノの子供の父親は??
それでは早速、マキノが赤ちゃんを抱いているという扉絵を見てみましょう!
マキノが登場したのは、扉絵シリーズ「世界の甲板から」の”フーシャ村”です。

たしかに、マキノは赤ちゃんを抱いていますね。
恐らく、マキノ自身が産んだ子供なのでしょう。
さらに、村長の”ウープ・スラップ”は新聞を読んでしかめっ面をしており、周りの村民達はお酒を飲んで喜んでいる様子です!
この扉絵シリーズは”麦わらの一味”の完全復活を知った、世界中の人々の様子が描かれたものであり、村民達はルフィの復活を祝っているのだと思います。(マキノと赤ちゃんを祝っているわけではないと思います。)
村長がしかめっ面をしているのは、ルフィがまだ海賊をしていることに対して、怒っているからでしょう。
さらに、扉絵シリーズ「世界の甲板から 〜5億の男編〜」においても、この赤ちゃんは登場していました。

マキノが店主を務める酒場にて、ルフィが懸賞金5億ベリーになったことをみんなで祝っている様子ですね。
その中で気になるのは、なんと山賊の”ダダン”がマキノの赤ちゃんを抱っこしてあやしていることです!
この描写を見て、この子の父親は”ダダンの知り合い”なのではないか、とも考えました…。
そして、相変わらず村長”ウープ・スラップ”はしかめっ面をしていますね。笑
しかし、1つ目の扉絵では新聞を読んでいて、ルフィ復活のニュースに対して嫌悪している様子でしたが、
今回の扉絵では赤ちゃんを睨んでいる様子で、嫌悪の対象はこの”赤ちゃん”のようにも見えます。
ウープ・スラップ村長といえば、ルフィが幼い頃から海賊に対して嫌悪感を抱いていて、
ルフィが海賊の道を進むきっかけとなった”シャンクス”を嫌っていたし、ルフィが海賊になることにも反対していました。
そんなウープ・スラップ村長が赤ちゃんに嫌悪感を示しているのは、この赤ちゃんの父親が「海賊」であることを示しているのではないでしょうか…。
さらに、ワンピース63巻のSBSにて、マキノの赤ちゃんについて質問された尾田さんは、このように回答しています。

『父親はやはり、あの人かなー。あの人なんだろうなー。』
尾田さんが『あの人』と表現するということは、父親の正体はモブキャラなどではなく、既に登場している主力キャラなのだと考えられますね!
ここまでの情報を整理すると、この赤ちゃんの父親は”海賊”であり、”ワンピースの物語に既に登場している人物”ということが分かります。
しかも、その中でも”フーシャ村”を訪れたことがあり、成人している男性キャラとなると、かなり絞ることができますね!
可能性がある人物としては、”赤髪のシャンクス”か”ポートガス・D・エース”あたりではないでしょうか。
父親はエースではない??

先程少し触れましたが、「5億の男編」では山賊の”ダダン”がこの赤ちゃんを可愛がっている様子が描かれています。
もしも、この赤ちゃんがエースの子供であるならば、それを知った”ダダン”はさぞ喜んだことでしょう…。
この扉絵を見て、私は『父親の正体はエースなのかもしれない…』と思いました。
しかし、その後考察した結果、この赤ちゃんがエースの子供である可能性は極めて低いという結論に至りました。
なぜなら、本当にエースの子供だとしたら、そのことは他言無用にしなければならないはずだからです。
エースは海賊王”ゴール・D・ロジャー”の血を引いているということを理由に、海軍に公開処刑されてしまいました。
エースの子供が生まれたことが知れ渡れば、その子供の命を危険にさらす結果となりますので、マキノは父親がエースだということを他言無用にしなければならないのです。
この扉絵でダダンが嬉しそうにしているのは、「エースの子供だから」という理由ではなく、ただ単にマキノの子供が可愛くてあやしているだけなのだと思います。
あと、エースはグランドラインにて”黒ひげ”を追っていたわけで、イーストブルーの”フーシャ村”を訪れた可能性は低いのではないでしょうか。
また、マキノの年齢は現在31歳ですので、エースが生きていた2年前は29歳ということになります。
エース死亡時の年齢は20歳なので、マキノとは9歳の年の差がありますね。
かなり主観になりますが、マキノとエースは年の差も離れているし、あまりお似合いではないなぁ、と。笑
マキノはエースが子供の頃に挨拶の仕方など礼儀作法を教えたりしていましたが、マキノにとってエースは「可愛い弟」のような存在であり、恋愛感情を抱く存在ではないと感じます。
以上の理由で、エースはこの子供の父親ではないと考えています。
年齢という点では、31歳のマキノと現在39歳のシャンクスの方がお似合いなのではないでしょうか!
マキノとシャンクスの関係を考察!!

それでは次に、父親候補の筆頭とも言える”シャンクス”について、考察していきましょう!
マキノの赤ちゃんの父親がシャンクスだという根拠は複数あり、私は父親の正体が”シャンクス”である可能性は高いと考えています。
赤ちゃんの髪色
まず気になるのは、この赤ちゃんの「髪の色」です。

電子書籍の「ONE PIECE」(カラー版)で、マキノと赤ちゃんが描かれた扉絵を見てみると、なんとその赤ちゃんの髪の色は「赤」なのです!
完全に赤って感じではないですが、”ワインレッド”って感じの紫味のある赤色です。
マキノの髪色は「黒」なので、赤ちゃんの髪色が「赤」ということは、その父親の髪色も「赤」だということを示しているのではないでしょうか。
「赤い髪」といえば、”赤髪”を異名に持つシャンクスしか思い当たりませんよね。
母親がマキノであり、父親がシャンクスであるならば、この赤ちゃんが赤っぽい髪色をしていることにも納得できます!
マキノはシャンクスが好きだった??
ワンピース第1話にて、ルフィが『あとどれくらい、この村にいるの?』と尋ねると、シャンクスは『あと2,3回航海したら』と答えました。
すると、その話を聞いていたマキノは悲しげな表情で、ため息をついているのです。

これはマキノがシャンクスと会えなくなることを寂しいと感じており、シャンクスに好意を抱いていることを表現していたのではないでしょうか!
シャンクスは”フーシャ村”を訪れている??
シャンクスがフーシャ村に滞在していたのは12年前の出来事なのに、マキノとシャンクスの子供が産まれているのは時系列的におかしいとも考えられますが、
これについては、新世界編以前の2年間の間にシャンクスがフーシャ村を訪れたからなのだと思います。
理由はどうあれ、シャンクスはこの2年間の間にフーシャ村を訪れており、その時にマキノと恋愛関係になり、子供ができてしまったのではないでしょうか。
マリンフォード頂上戦争直後に、”モンキー・D・ガープ”がフーシャ村を訪れていたので、グランドラインからイーストブルーに来ることは容易に可能なのでしょう。
もちろんガープの場合は、海楼石を船底に敷き詰めた軍艦で”凪の帯(カームベルト)”を抜けてきたのでしょうが、
”九蛇海賊団”は巨大な海蛇に船を引かせて凪の帯を渡っていますし、冥王”シルバーズ・レイリー”においては泳いで女ヶ島までやってきました。
これらの事例から、四皇であるシャンクスも、何らかの手段で凪の帯を抜けて、”フーシャ村”を訪ねているのだと思います。
”やっちまったモンはしょうがねェ”
最後にオマケですが、扉絵シリーズにてマキノが登場した時の”第614話”のタイトルが気になるところです。

”やっちまったもんはしょうがねェ”と…。
この回では、魚人島の「竜宮城」をやむおえず占拠してしまったことに対して、ゾロが『やっちまったモンはしょうがねェじゃねェか!!』と言うのですが、
このタイトルは614話の内容だけでなく、マキノが赤ちゃんを抱いているこの扉絵にもかかっているのではないでしょうか。
尾田さんならば、遊び心でやりかねません!笑
この『やっちまったモンはしょうがねェ』が父親の心境をも表現しているとするならば、
シャンクスとマキノがやっちまったからこそ、子供ができてしまったかもしれませんね。
シャンクスがこんな無責任なセリフを言うのかどうかは謎ですが、ウソップの父親”ヤソップ”も家族を捨てて海賊をしているくらいですし…
もしもシャンクスがやっちまったのならば、責任を取っていつかは”フーシャ村”に帰ってきてほしいものですね…笑
これらの理由から、マキノが抱いている子供の父親は”シャンクス”である可能性が高いと思います!
ワンピース”マキノの赤ちゃん”考察まとめ
今回は扉絵シリーズにて、マキノが抱いている赤ちゃんの父親について考察してみました!
私はこの赤ちゃんの父親はシャンクスなのだと予想しましたが、もしも本当にシャンクスの子供だとして、今後この子が物語に絡んでくることはありえるのでしょうか。
先程も例に挙げましたが、海賊王”ゴール・D・ロジャー”の子供は捜索されて、捕まったエースも処刑されてしまいました…
この子が四皇”シャンクス”の子供だとして、その後どのような道を歩むのかも気になるところです。
私の想像ですが、今後の海賊王を争う戦いでシャンクスが命を落としたり…
そして、最終回で海賊王になったルフィが”麦わら帽子”をシャンクスの子供に託したりとか、ありえるかな〜、と思いました!