黒ひげに加担していると噂される
元海軍大将「青キジ」こと”クザン”
彼がなぜ黒ひげに力を貸すのか、気になりますよね!
クザンが”黒ひげ”に加担!?
まずは、現在までの”クザン(青キジ)”の動向をまとめていきますね!
2年前に起きたマリンフォード頂上戦争の後、元帥引退を決めたセンゴクは
青キジ(クザン)を次期元帥に推薦しましたね。
しかし、政府の上層部(恐らく五老星)には”赤犬”を推す者が多く有力候補に…。
普段はやる気を見せないクザンですが、赤犬が元帥になる事にだけは強く反発し、
2人の対立はパンクハザードでの決闘にまで発展しました!


そして、決闘に勝利した赤犬は”新元帥”に…。
敗北したクザンは赤犬の下には就けないと海軍を辞めることになりましたなァ。
赤犬と青キジの決闘について、コチラの記事でも考察しています♪
クザンは現在、相棒の超ペンギン”キャメル”と世界を旅しており、
パンクハザードではドフラミンゴに殺されかけたスモーカーを助けたこともありましたね!

『お前、今…!!何者なんだ…!?』『いい評判は聞かねェぞ。』(第699話)とドフラミンゴに問いかけられましたが、クザンは何も答えず…。
ドフラミンゴは『ただの放浪者と…何かを決断した男の顔は違う…!!』とも言っており、
クザンの旅には何らかの目的がありそうです!
同じく第699話のスモーカーとの会話にて、クザンは…
『最初から…世界政府が全てとは思っちゃいねェよ。』
『海軍に所属しなくても実行できる事はある。所属してねェから見えて来るもんもある…。』
と話していました。
”正義”というのは、立場によって形を変えるもの…。
クザンは海軍という立場を捨てて世界を見ることで、己の正義を貫こうとしているように感じますね。
クザンの信念は海軍にいた時から変わっていないことが分かります!
そして、ドレスローザのバージェスと黒ひげの会話(第720話)から、
クザンが”黒ひげ海賊団”と関係を持っている事が判明しました…!!

黒ひげ『ゼハハハ、それを言うならシリュウもそうだろ?』
バージェス『だが、おれァ”青キジ”なんざ信用できねェってんだよ!!』
黒ひげが言った『シリュウもそうだろ?』とは、シリュウと青キジが同じ立場であることを示しています。
現在は黒ひげ海賊団の2番船船長を務めるシリュウですが、元々はインペルダウンの看守長であり、”世界政府側の人間”でしたよね。
ということは、同じく元政府側の人間だったクザンが黒ひげに力を貸しているということになります!
五老星とサカズキの会話(第793話)においても…

『クザンの件はどうだ…。あの巨大な戦力が今や”黒ひげ”に加担しているとは!!』とあり、
クザンが黒ひげに加担している事実が言及されています…!!
なぜ、クザンは黒ひげに力を貸しているのでしょうか…!?
彼なりの正義の元で動いていることは分かりますが、その”真意”が気になりますね!

サウロの”意志”
クザンの真意を探る上で重要な存在となるのが、彼の親友だった
”ハグワール・D・サウロ”
サウロは22年前の「オハラ」にてクザンに殺されてしまったのですが、
その意志は親友のクザンに受け継がれているのです!

当時のクザンは世界政府の掲げる正義を疑うことなく、バスターコールによる一斉砲撃に加わっていましたね。
しかし、政府の正義感に疑念を抱いたサウロの『おめェはこの攻撃に誇りを持てるのか…!?』という言葉を受け…
徹底的な正義を貫き、民間人が乗った避難船を砲撃する”サカズキ”を目の当たりにしたクザンは、
海軍の正義感に疑念を抱くようになりました。
クザンはオハラの事件をきっかけに海軍の正義感に悩むようになり、
若き日に掲げた「燃え上がる正義」を捨て、確固たる意志で「ダラけきった正義」を掲げるようになったでやんす!
”空白の100年”の真実を知ろうとするかもしれませんね…!!
ちなみに、サウロが実は生きているのではないかという説について、
コチラの記事でも考察しています♪
クザンの”真意”とは!?
それでは、なぜクザンが黒ひげに加担しているのか、考察をまとめていきますね。
恐らく、サウロの意志を受け継いたクザンは”空白の100年”の真実を知るために、
黒ひげと共に「ラフテル」を目指そうとしているのではないでしょうか…!!
クザンが世界政府に対して抱いた不信感を拭うためには、真実の歴史を知る必要があります。

真実の歴史は”歴史の本文(ポーネグリフ)”を読み解き、最後の島「ラフテル」に辿り着いた時に始めて知ることができるので、
そのために、「ラフテル」を目指す黒ひげに力を貸しているのかもしれませんね!
同盟のような関係で力を貸していると予想します!
しかし、なぜクザンが”黒ひげ海賊団”を選んだのかは疑問に思うところ…。
ただラフテルに辿り着くことが目的ならば、四皇としては新参者の黒ひげではなく「シャンクス」「カイドウ」「ビッグマム」の誰かでも良さそうですし…。
彼が黒ひげに加担する理由は他にもあるはずです!
となると、クザンは黒ひげの目論みを阻止するために、彼の近くに身を置いているのかもしれません…!!
黒ひげこと”マーシャル・D・ティーチ”は用意周到な男で、「ヤミヤミの実」を手に入れるために白ひげ海賊団に身を置き、
インペルダウンLEVEL6の囚人を仲間にするために七武海に名乗りを上げました。
エースとの会話でも『おれが成り上がる手段は、もう全て計画してある!!』(第440話)とあり、
彼が”海賊王”となるための作戦は既に計画されているそうです…!!

黒ひげといえば、古代兵器「プルトン」との関係も示唆されており…
(ギリシャ神話においてプルトンとは「冥界の支配者」であり、黒ひげの海賊旗は「冥界の番犬”ケルベロス”」のような三つ首)
「歴史研究」が趣味であることからも、古代兵器について知っている可能性は高そうです!
彼が古代兵器の復活を目論んでいるとすれば、クザンはそれを阻止するために黒ひげの近くに身を置いているのかもしれませんね…!!

ワンピース「クザンの目的」考察まとめ!!
今回はクザンがなぜ黒ひげに加担しているのか、考察してみました。
”空白の100年”の真実を知ろうとしているのではないでしょうか…!!

黒ひげの野望を阻止するために、彼の近くに身を置いているのかもしれませんなァ。