遥か遠い昔に資源を求めて「青色の星」に降りたという”月の人々”
彼らは”空白の100年”の謎を読み解く上でも、
重要な鍵を握ってそうですよね…!!

月の一族について考察を深めていきますぞ♪
太古に生きた”月の人”
ワンピース界において、”月の人々”の存在は短期集中表紙連載
「エネルのスペース大作戦」にて明らかになりました。

この扉絵連載は空島でルフィと戦った”ゴッド・エネル”が主役となった物語で、
月に辿り着いたエネルが「宇宙海賊」と戦ったり、
古代都市に眠る「ロボット」を復活させたりしていましたね!
その中でも一番気になったのは、古代都市でエネルが見つけた謎の「壁画」です!

なんと…!!
月には元々、翼を持った”月の民”が住んでおり、
彼らは資源を求めて「青色の星」に飛び立ったというのです!
青色の星とは、ルフィ達が冒険している星のことですよね。
現在の月には翼を持った月の人々が住んでいなかったことから、
彼らは完全に「青色の星」に移住しており、
その子孫は今でも生きていると予想することができます!
壁画でも、ロボットだけが月に取り残される姿が描かれていましたね。
古代都市の発掘をしていた宇宙海賊達は、「他の星」から攻めてきた侵略者でしょう!
ちなみに、百獣海賊団”火災のキング”が月の民の末裔なのではないかという説について、コチラの記事でも考察しています♪
「天暦」と「海円暦」
月の民が「青色の星」に飛んだのは”太古の昔”とされていますが、
これはワンピース界の元号を読み解くことで、
「1520年」以上昔の話だということが分かります!
「天暦」
「天暦」という言葉が使われたのは、アラバスタ王国編…。
クロコダイルの命令でロビンが”歴史の本文(ポーネグリフ)”を読んだ時でした!
アラバスタのポーネグリフには「古代兵器”プルトン”」の情報が書かれていたのですが、
ロビンはクロコダイルに嘘をつき、アラバスタ王国の歴史を語りましたね。

『カヒラによるアラバスタ征服、これが「天暦239年」…。』
『「260年」、テイマーのビテイン朝支配。』
『「306年」、エルマルにタフ大聖堂完成。』
『「325年」、オルテアの英雄マムディンが…』
この時のロビンが真実の歴史を話したかどうかは定かではありませんが、
彼女が考古学者であり歴史に詳しいこと、クロコダイルに信じてもらうために真実を語ったことを考慮すると、
「天暦」はワンピース界で実際に使われていた元号だと考えて良いでしょう。
アラバスタの王宮は『4千年の歴史を持つ』(第188話)とも言われていたので、
これらの歴史は何千年も昔の話なのかもしれませんね!

”アラバスタの歴史”を考察してみるのも面白そうですなァ。
現在の国王”コブラ”は「第12代国王」なので、ネフェルタリ家がアラバスタを治めるようになったのは、
”空白の100年”頃からなのでしょうね!
「海円暦」
「海円暦」という言葉が使われたのは、空島編…。
ナミが”モンブラン・ノーランド”の航海日誌を読んだ時、
そして、ノーランドの過去編でしたね!

ノーランドは「海円暦1120年」(400年前)にヴィラという町を出航し、
「海円暦1122年」にジャヤ到着…。
「海円暦1127年」に再度ジャヤに辿り着くも、黄金都市は見つからず、
その翌年に公開処刑されてしまったそうです…。
海円暦1120年が”400年前”ということは、現在は「海円暦1520年」頃であり、
海円暦とは今から「1520年」以上昔に始まった元号だということが分かりますね!
ロビンがシャンドラの遺跡に書かれた文字を読んだ時にも、
「海円暦402年」が『1100年以上も前』と言われていました…!!


ってことは、何千年も昔には「天暦」という元号が使われていたけど、
約1520年前を境に「海円暦」が始まったってこと〜??
天暦から「海円暦」に??
もしも、約1520年前にワンピース界の元号が「天暦」から「海円暦」に変わったのだとすれば、
その当時、歴史を変える程の大事件が起きたのかもしれませんね。
例えば、青色の星に降りた”月の民”がこの世界を治めるようになった、とか…!!
壁画に描かれた月の人々は、大昔であるにも関わらず、
電力を扱い、ロボットを開発するだけの技術力を有していました。

そして、宇宙へ飛び立ち、青色の星に来ることも…。
それだけの技術力を持つ月の民にとって、約1500年前のこの世界の権力を握ることは造作もないように感じます!
さらに、「海円暦」という元号は月の民から見た
「青色の星」を連想して作られたのではないでしょうか…!
月から見れば、青色の星は”海に囲まれた円い星”
当時の地上の人々は、この星が円形であることすら知らなかったかもしれません…。
そう考えると、「海円暦」という元号が思いつくのは、
”月の民”以外ありえないですよね…!!
つまり、約1520年以上前に月の人々が地上に降り、
この世界の権力を握った時に作られた元号が「海円暦」なのでしょう!

権力をかけた大きな争いが起きたのかもしれませんなァ。
空白の100年
約1520年前にこの世界の権力を握ったのが”月の民”なのだとすると、
空白の100年に起きたという「ある巨大な王国」と「連合国(現在の世界政府)」の戦いとは、一体なんだったのでしょうか…。

ここからは妄想多めで、あまり確証のない話をしますね…。笑
恐らく、強大な力を誇ったという「ある巨大な王国」を築いたのは月の民であり、
その王国に集まった人々が”Dの一族”なのだと思います。
(ある巨大な王国とは、様々な人種を集めて形成された「多民族国家」で、
国民は月の民の思想を受け継いでいる。)
この王国は世界を支配こそしないものの、相当大きな権力を握っており、
約1520年前に「海円暦」という元号が使われ始めました!
しかし、約800年前には「連合国」(現在の世界政府)に敗れて、滅びてしまいましたね…。

でも、なんで今でも「海円暦」が続いてるのかなァ??
勝利した世界政府は「新しい元号」を作れば良いのに…!!
海円暦が今でも続いている理由…。
それは、世界政府側の中にも「月の民」がいるからだと思います!
月の民の中でも一部の人間が王国側を裏切り、
連合国を束ねて戦争を仕掛けたというわけです。
そう考えると、現在世界政府の頂点に君臨している”イム様”は、
月の民の末裔でありながら、世界を支配するために「ある巨大な王国」を裏切ったのかもしれませんね…!!
「空白の100年」の真実や「イム様」については、あくまで予想なので…!!笑
もっと明確な答えを出したいですね〜。
ただ、約1520年前に月の民が権力を握り、海円暦が始まったのは間違いないと思ってます!
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