シモツキ村の剣術道場で師範をしている”コウシロウ”
ゾロに剣術を教えたことからコウシロウ自身も優れた剣士なのでしょうが、その素性は明らかにされていません…。


今回はコウシロウとワノ国の関係性を考察し、彼の正体に迫っていきますね♪
コウシロウとワノ国の関係
まずは、コウシロウとワノ国に纏わる伏線をまとめてみました!
「鉄をも斬る力」
強敵”Mr.1”との戦いにて、ゾロはコウシロウに教えられた「鉄を斬る剣士」の話を思い出します。

『いいかい世の中にはね。何も斬らない事ができる剣士がいるんだ。…だけど、その剣士は鉄だって斬れる。同じ力でね…。』
『”最強の剣”とは…守りたいものを守り、斬りたいものを斬る力。触れるものみな傷つける様な剣は私はね…。”剣”だとは思わない。』
この教えを思い出したゾロは鉄の「呼吸」を感じることで、Mr.1の肉体をも斬ることができたのです!
そして、ワノ国に住む”ヒョウじい”も、これと同じ教えをルフィに説いていましたね…!!

『良い刀は斬りたい時に鉄をも斬り、斬りたくない時は紙すら斬れぬ!それは剣士の心一つ!!』
ヒョウじいの教えは、刀に覇気を纏わせることで力をコントロールするというものです。
ゾロが会得した物質の呼吸を知る方法とはやり方が違いますが、『斬りたいものを斬り、斬りたくないものは斬らない』という教えは一致していますね!
コウシロウは「鉄をも斬れる剣士がいる」ということをゾロに教えましたが、その具体的な方法は教えてくれませんでした…。
ゾロは自分なりに『呼吸を知る』という答えに辿り着きましたが、コウシロウは覇気コントロールについても伝えたかったのかもしれませんね!

ワノ国の船が「東の海」に!?
ワンピース92巻のSBSでは、数十年前にワノ国の船が「東の海」に辿り着いたことが明らかになりました。
フーシャ村の”みなともさん”とワノ国の”港友さん”が似ているのは、血がつながっているからだったんですね。笑
そして、みなともさん以外にも「とある人物」の先祖がワノ国出身なんだとか…!!
尾田っちは『本筋ストーリーではない、ちょっとしたお話』とも言っており、重要な話ではないみたいですが、
やはりその候補として挙げられるのは”コウシロウ”ではないでしょうか!
コウシロウの住む「シモツキ村」は建物がワノ国風ですし、ワノ国の文化が根付いているように感じます。

数十年前に「東の海」に辿り着いた一団が、シモツキ村を興した可能性が高そうですね!


「霜月家」と「シモツキ村」
コウシロウが剣術道場を開いた「シモツキ村」
この名前も気になるポイントです。
20年前にワノ国「白舞」を治めていた大名は”霜月康イエ”でしたね。

東の海の「シモツキ村」とワノ国の「霜月家」…。
読み方が一致していることから、なんらかの関係はありそうです!
ワノ国から来た霜月家の者が「シモツキ村」を作ったということでしょうか…。
現在判明している霜月家は”康イエ”と娘の”トコ”
そして、スリラーバーク編にてゾンビとして登場した”霜月リューマ”です。

康イエ達はリューマの子孫である可能性が高そうですね!

さらに、白舞の侍の中に、コウシロウの「一心道場」と同じ印をつけた侍がいたこともありました。

刀が2本クロスしているマークで、「一心道場」の門下生は皆胸元につけていましたね。
ということは、白舞にもコウシロウと同じ流派の道場があるのかもしれません!
ワノ国に来た「霜月家」の子孫…。
その最有力候補としては、やはりコウシロウが挙げられそうですね!
「スナッチ」
モモの助がゾロ教わったという掛け声「スナッチ」

スナッチは漢字で「捨名ッ知」
『名前も知恵も捨てて頭を空にすれば、怖いものはない』という意味で、気合いを入れる時に使われる掛け声でした。
「スナッチ」については、コチラの記事でも考察してるでやんす♡
「スナッチ」は九里の方言で、アシュラ童子(56歳)が子供の頃に使われていたそうです。
となると、約50年前の言葉ということになりますね。
ただ、なぜゾロが50年前のワノ国の言葉を知っているのかは疑問に思うところ…。
ゾロはスナッチを「海外の剣の掛け声」としてモモの助に教えていたので、ワノ国の言葉という認識はなかったみたいです。
「剣の掛け声」ということを考えると、やはりゾロの師匠”コウシロウ”から聞いたのでしょうか。
コウシロウの正体は「霜月家」!?

このように、コウシロウとワノ国に纏わる伏線は数多くあり、彼とワノ国には深い関係がありそうです。
コウシロウ自身がワノ国出身である可能性も考えられますが、「VIVRE CARD」の情報では出身地が「東の海」となっています。
両親がワノ国出身で、東の海に着いてからコウシロウを産んだということでしょうか…。


ワノ国で「スナッチ」が使われていたのも、約50年前だぞ!!
コウシロウは両親から教わったのかなァ??
ただ、くいなの出身が「東の海 シモツキ村」となっているのに対して、コウシロウは「東の海」となっているのは気がかりです。
コウシロウが生まれた時に、「シモツキ村」はまだ存在しなかったのでしょうか…。
そして、コウシロウ自身が「一心道場」を開いたという情報もあるので、道場を親から継いだわけではないようです。
一応、ワノ国から東の海に辿り着いた人物の子孫というと、その候補には”ゾロ”や武器屋の”いっぽんマツ”も挙げられます。
ただ、尾田っちが「本筋ストーリーではない&本編でやるかも」と話していたことを考えると、コウシロウが最有力候補に感じます。

