磁力を操る悪魔の実の能力者
“ユースタス・キャプテン・キッド”
第980話では、キッドの必殺技「磁気弦(パンクギブソン)」がアプーに炸裂し、
めちゃくちゃカッコよかったですね!!

今回はそんなキッドの「技名」について、
読者さんから面白い情報を教えてもらったので、紹介していきますね♡
「磁気魔人」と「磁気弦」
ユースタス・キャプテン・キッドの技といえば、
キッド自身が金属を身に纏ってパワーアップする
「磁気魔人(パンクロットン)」

そして、巨大な右腕でアプーを押し潰した
「磁気弦(パンクギブソン)」が挙げられます!

どちらもキッドの能力を活かした大胆な技で、
すごくカッコよかったですね!
ただ、「磁気魔人(パンクロットン)」も「磁気弦(パンクギブソン)」も
なぜそんな技名をつけたのか、名前の“由来”が気になるところ…。
魔人と書いて「ロットン」、弦と書いて「ギブソン」と読む意味が分かりませんし、
そもそも、なぜ技名に“弦”という漢字を使ったのでしょうか??
『勝手にしやがれ!!』
当ブログの読者さんから教えてもらったのですが…
キッドの技名はイングランド出身のパンクロックバンド
「Sex Pistols(セックス・ピストルズ)」が由来となっているそうです!

磁気魔人(パンクロットン)の由来となったのは、
セックス・ピストルズのボーカル
“ジョニー・ロットン”
本名はジョン・ライドンなのですが、彼の歯が汚い様子を見た仲間が「rotten(腐っている)」と呼び始めたんだとか…。笑
セックス・ピストルズは過激な歌詞や奇抜なファッションで人気になったバンドでもあり、
もしかしたら、そんなジョニー・ロットンのパフォーマンスをイメージして、「魔人(ロットン)」という技名がつけられたのかもしれませんね!
また、磁気弦(パンクギブソン)の由来となったのは、
ギタリストの“スティーヴ・ジョーンズ”が愛用していた
ギター「Gibson(ギブソン)」なのでしょう!
ギブソンは世界的にも有名な楽器メーカーで、主にギターなどの弦楽器を取り扱っています。
磁気弦(パンクギブソン)は名前の由来がギターだからこそ、弦と書いて「ギブソン」と読むわけですね!!

さらに、キッドが磁気弦(パンクギブソン)を放った際、
右親指の付け根辺りに「865」という数字が描かれていましたね!

この「865」を逆から読むと、「568」
ワンピースの「第568話」を確認してみると、
マリンフォード頂上戦争で力尽きたルフィに、イワンコフがテンション・ホルモンを打ち込んだ回でした…。
そして、この時のタイトル『勝手にしやがれ』は、
セックス・ピストルズの代表的なアルバムの邦題でもあるのです!


パンクギブソンの「865」という数字は…
尾田っちの…遊び心で描かれたのかも…
しれねェな…。
「キッド」と「パンク」
ちなみにですが、キッドのデザインは
パンクロックを含めて「3つのパンク」によって形成されているようにも感じます!
1つ目は先程も紹介しました「パンクロック」…!!

彼のツンツンした赤髪も“バンドマン”をイメージして、デザインされたのでしょう!
顔立ちはヴィジュアル系っぽい雰囲気もありますが…。笑

82巻のSBSでは、キッドの趣味が「音楽鑑賞」と紹介されていましたね!!
相棒のキラーは「ドラム」が趣味と、音楽家な一面もあるみたいです♪
2つ目は「ゴシックパンク」…!!

STAPEDEの入場者特典で配られた「壱萬八拾九巻」によると、
キッド海賊団の船“ヴィクトリアパンク号”は
尾田っちの意向でゴシックパンクな雰囲気に仕上げられたそうですよ〜!
そして、3つ目は「スチームパンク」です!

キッドが身に纏う金属に“ボルト”や“歯車”が含まれているのは、スチームパンク的な要素にも感じますね…!!
また、第980話にてキッドが「磁気弦(パンクギブソン)」を放った際には…
スチームパンクなデザインに紛れて、
ポケモンの“メルタン”が描かれていました!笑


今回は小ネタ紹介になりましたが、
細かいところにも尾田っちの遊び心が隠されていて面白いですね♪