ワンピース第788話にて、敵対する“ドフラミンゴ“と“ヴィオラ“
その中でも、ヴィオラがドフラミンゴを「ドフィ」と呼ぶシーンはかなり印象的でした…。
ドフラミンゴのことを「ドフィ」と呼ぶのは、最高幹部のドレーボル・ディアマンテ・ピーカ・ヴェルゴのみで、
他の幹部は「若様」と呼んでいましたもんね〜。


かなり気になりますね〜。
今回はそんなドフラミンゴとヴィオラの秘密の関係について、考察していきます!!
ドフラミンゴとヴィオラは愛人関係!?
まずは、問題となったドフラミンゴとヴィオラの会話を振り返ってみましょう…。

ヴィオラは『ドンキホーテファミリーが崩壊するというのに…。幹部だった私が何のケジメもつけないなんて、ムシが良すぎるでしょ…!?』
『私が死ぬか…。あなたが死ぬかよ!!ドフィ!!』と言って、ナイフを取り出します。
それに対して、ドフラミンゴは『フッフッ…!!情熱的だな…。ヴァイオレット!!』と…。
なぜか、このシーンだけ2人はお互いの愛称を呼びあっており、不思議に思いますよね。
このシーン以前は、2人とも「ドフラミンゴ」「ヴィオラ」と呼んでいて、愛称を使うことはありませんでした…。
特に、ドフラミンゴを「ドフィ」と呼ぶのは「ドンキホーテファミリー」結成当初の幹部(トレーボル・ディアマンテ・ピーカ・ヴェルゴ)だけだったので、
新参者のヴィオラが呼んでいるのは違和感を感じます。

ヴィオラも「ドフィ」と呼んでいることから、2人はかなり親しい関係だったと予想できますね。
それでは、ドフラミンゴとヴィオラの関係が具体的にどのようなものであったのか…。
この疑問はSBSでも取り上げられていて、尾田っちはこのように回答しています。

『これはねー深い裏設定があるんだけど、教えられません。
担当には教えたけど、かなり大人な物語なので、少年漫画”ONE PIECE”としては隠します。
大人の皆さんは妄想してみてください。まさに情熱の国ドレスローザ!!』
尾田っちの回答では、ドフラミンゴとヴィオラの関係は”大人の物語”とのこと…。
「少年漫画には描けない」という時点でなんとなく予想はつきますよね?笑
つまり、2人は一線を越えた”男女の仲”であり、愛人のような関係だったのでしょう。

2人はお互いに魅了され、情熱的な夜を過ごしたのかもしれないなァ。
最後の決戦では敢えて「ドフィ」と呼んだのではないでしょうか…!!
ヴィオラはドフィを愛してしまった!?
僕は大人なので、ドフラミンゴとヴィオラの関係について、もう少し深く妄想してみようと思います!笑
ヴィオラは元々、父”リク王”の命を守るためにドフラミンゴに忠誠を誓っていました。

ドフラミンゴはヴィオラが使う「ギロギロの実」の能力に惚れ込み、リク王の命を見逃す代わりに、
ヴィオラを幹部へと迎え入れたのです。
そのため、ヴィオラは能力を使うことは許しても、父を利用して王国を乗っ取った憎きドフラミンゴに、
「心」までは許していなかったはずです…!!
それなのになぜ、ドフラミンゴとヴィオラは愛人のような関係になってしまったのでしょうか…。
恐らく、ドフラミンゴはヴィオラの能力だけでなく、その美しい容姿にも惚れ込んでいたのだと思います。

当然ドフラミンゴは、リク王の命を見逃したのをいいことに、ヴィオラに体の関係も求めていたはず…!!
そして、最初はやむおえず受け入れていたヴィオラも、次第にドフラミンゴを愛するようになってしまったのではないでしょうか!!
ヴィオラがドフラミンゴの何に魅了されたのかは分かりませんが…。笑
王女として大切に育てられてきた少女が、初めて関係を持った男に惚れ込んでしまってもおかしくありませんよね。

羨ましいぞ!!
しかし、ヴィオラにとってドフラミンゴは、父を貶めて平和な王国を乗っ取った張本人でもあります。
殺したいほど憎んでいるのに、愛してしまった…。
この「禁断の愛」に、ヴィオラは苦悩や罪悪感を抱えていたことでしょう。
第703話のヴィオラの涙には、このような気持ちが込められていたのかもしれませんね〜。

さらに、当初はお互いに愛し合っていた2人ですが、その関係は段々と冷ややかなものになっていったのだと予想されます…。
ドフラミンゴはヴィオラ以外にも、セクシーな美女を抱え込んでいる描写がありましたよね。

ドフラミンゴは気まぐれに女をとっかえひっかえしており、ヴィオラへの気持ちは次第に冷めていったのだと思います。
ヴィオラも、『男なんてみんなウソつき』と言っていました。

ヴィオラは「ギロギロ」の能力によって、人間の心の中まで見透すことができるのですが、
この能力によって、ドフラミンゴの心を覗いた彼女は、自分が愛されていないことに気付いてしまったのではないでしょうか…。
ドフラミンゴも『おれが躊躇するとでも思ったか…?お前を殺すことに…!!ヴァイオレット…。』と言っており、
ヴィオラには一切未練を感じていない様子でしたね。

恋愛の法則に「男は減点方式」「女は加点方式」なんてものもありますが、
段々と気持ちが冷めていったドフラミンゴに対して、ヴィオラはどんどん愛が深まっていったのかもしれません。
さらにその男が憎むべき敵という事もあって、ヴィオラは相当苦悩していたことでしょう…。
ドフラミンゴがルフィに敗北した時、ヴィオラは切ない表情で涙を流しています。


この「涙」には、国が救われた「喜び」と愛した男との決別の「悲しみ」…。
このような複雑な心情が混じり合っていたのかもなァ…。