”バルトロメオ”や”キャベンディッシュ”など、麦わらの一味の傘下に入った海賊達の近況が描かれた扉絵シリーズ「麦わら大船団物語」
その番外編には、染物の町で職人修業をする”ベラミー”の様子が描かれていましたね。
今回は、その扉絵にベラミーが再登場する伏線を見つけましたので、考察していきます!
染物職人の”ベラミー”

ベラミーが登場した扉絵のタイトルには、『海賊廃業 染物職人ベラミー』とあり、ベラミーが海賊を辞めて海賊旗を作っていることが判明しました。
懸賞金”1億9500万ベリー”で残虐な海賊でもあったベラミーが、師匠に殴られながらも健気に頑張る姿はかわいくて微笑ましいですね!笑
空島の冒険で仲間を失い、憧れの存在だった”ドフラミンゴ”にも見捨てられたベラミーが、なぜ海賊を辞めて染物職人の道を選んだのかも、気になるところです。
それに海賊を辞めたのに、なぜ海賊旗を作っているのでしょう…。
てっきり新しい海賊旗を作って、ベラミー自身が海賊として再出発するのかもとも思ったのですが、
なんと、ベラミーが作っている海賊旗は”麦わらの一味”の海賊旗だったのです!

ベラミーが海賊旗の図面を描いているこちらの扉絵、タイトルは『この町には破れない布がある』
色を塗ると、麦わらの一味の海賊旗だということ一目で分かります!

「破れない海賊旗」といえば、ドラム王国編でルフィがヒルルクの海賊旗を守った時の『ほらな、折れねェ』を思い出しますね。笑
海賊王になるルフィに、相応しい海賊旗だと思います!
しかも、タイミングの良いことに”サニー号”に付いていた海賊旗はビッグマム海賊団の砲撃から逃げる時に折れてしまい、
ワノ国に到着した現在もサニー号の海賊旗は一本折れたままなのです!

この折れた海賊旗の代わりに、ベラミーが作った「破れない海賊旗」を掲げるのでしょうか…。
照れくさそうに海賊旗を渡すベラミーも見てみたいですね!
染物の町にある”シャンクスの海賊旗”
さらに、ベラミーがいる”染物の町”では、海賊旗のみならず国旗や鯉のぼりなど数々の染物が作られているのですが、
なんと、その中には”シャンクス”率いる赤髪海賊団の海賊旗まであるのです!
ベラミーが染物の町を訪れた時の、コチラの扉絵を見てみて下さい。

半分隠れていて、かなり分かりづらく描かれていますが、ドクロの後ろに剣が交差していたり左目の三本の傷があるので、シャンクスの海賊旗と一致しています!

そういえば、同じく「麦わら大船団物語」のバルトロメオ編では、バルトロメオがシャンクスの縄張りで大暴れして、縄張りの象徴である海賊旗を燃やしてしまっていました。
(バルトロメオがルフィとシャンクスの関係を知ったら、発狂するでしょう。笑)

シャンクス自身が海賊旗を注文したのか、縄張りの住民かは分かりませんが、この海賊旗はシャンクスの縄張り用の海賊旗なのかもしれません。
もしも、シャンクス自身が染物の町に海賊旗を取りに来るならば、ベラミーとシャンクスが出会うという展開になりそうですね。
ベラミーが憧れた男”ルフィ”の、さらに憧れの大海賊が”シャンクス”ですので、
ベラミーがシャンクスの船に乗っちゃうっていう展開も、面白いのではないでしょうか!